どんな時に相談したらいいのか?

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一概には言えませんが、相談されるケースを分別すると次のようなケースにまとめられます。

  1. 自社製品を立ち上げたい時
  2. 従来、または新規事業にて新しい製品を製作しようとした時、一度はマイコンの搭載を検討されると思います。操作履歴を取りたい、異常履歴を残したい、インターネットに接続したい、直接パソコンとUSBで接続したい…要望は多種多様でしょう。
    しかし、最初に立ちはだかるのがマイコン&ソフトウェアという壁です。どんなメーカーがあるのか?、コストは?、開発環境は?。これらをクリアできたとしても、どうやってソフトウェアを作るのか…。知っていればどうということはありませんが、知らなければ非常に高い壁となって立ちはだかります。
    企業ネットワークを最大限に活用して解決される会社さんもありますが、外部コンサルタントを入れたり、ちょっとソフトウェアに詳しそうな社員に任せてしまうケースも見られます。
    新規製品であればあるほど、開発立ち上げ時に躓きたくないもの。要求仕様、コスト、納期、技術レベル、これらを総合的に判断し開発の合理化を提案できるコンサルタントを招かれることをお勧めします。

  3. マイコンを変更した時
  4. マイコンも半導体である以上、流行り廃りはあります。また、販売からある程度年月が立つと製造・販売終了(ディスコン:discontinue)により、変更を余儀なくされる事があります。
    通常はピンコンパチ(同じピン数、同じ機能)品を探し代替品としますが、マイコンの場合は対応が難しく、回路変更無しに置きかえられるケースは稀でしょう。対応が大きくなるケースとしては、シリーズが打ち切りになったり、メーカーが廃業してしまったりと、どうしても他メーカー、他品種に切り替えざるを得ないこともあります。一方で積極的変更として、新機能搭載によるマイコン変更というケースもあります。
    いずれのケースにしても共通なことは、開発環境や言語仕様、マイコン機能の使い方が変わってしまうことです。シリアル通信一つとっても名称・用語が違ったり、レジスタの使い方・情報の取り出し方が違ったり、大事になると制御方法に影響が出る(ポーリング処理ができなくなった!など)こともあります。
    これから採用する新しいマイコンについて造詣が深い人はそういらっしゃいません。悩んだからこそ血となり肉となることもありますが、変更納期に追い立てられる前に相談を立てられる事をお勧めします。

  5. 新人、異分野出身者(ソフトウェア初心者)が担当となった時
  6. 中小企業の場合、いわゆるソフトウェア初心者に対して経験者が手厚く対応できる期間というのは限られています。経験者も重要な開発人員ですし、教育担当として専任し続ける事はまずありません。よくあるのは配属・プロジェクト任命されてからの数週間、長くても3ケ月でしょうか。
    ではその後、初心者達はどのような道を辿るかというと、下記のようなケースに落ち着くと思います。

    1. 経験者に要所のみを質問する
    2. こちら対応が取れるのは異分野出身者(ハードウェアからソフトウェアに転向されることが多いです)でしょうか。元々の付き合いがあるので、質問もフランクにしやすいかと思います。開発日程にトラブルが起きにくい状態です。一方で、新人や中途採用で入社間もない方が先輩に遠慮してしまうと、中々質問が出来ないことがあります。また、開発を引き継いだものの、開発前任者が外注であったため、質問対象者がそもそもいないということもあります。自助努力で解決できればいいですが、ややもするとc.のケースへと発展してしまします。

    3. Google先生(知恵蔵など)に聞く
    4. インターネットで検索することで解決しようとするものです。一般的な事項であれば答えが見つかることもありますが、自社開発品となると同じ環境はないわけですから、ハードウェアに依存する問題は検索しても答えが見つかりません。

    5. 抱え込む、ふさぎこむ
    6. 自分一人で解決したがる人、質問ができない人(パーソナリティ、職場環境、色々理由はあると思います)に当てはまるでしょう。なんとかしたいけど、どうにもならずに時間だけが経過するタイプです。このパターンは報告があがってこないので、納期がひっ迫してから事態が発覚することが多いです。
      社内だけで解決できない時、プロジェクトが炎上する前にハードウェア、ソフトウェア両面に明るいコンサルタントを招かれるといいでしょう。

極端な例に思われるかもしれませんが、これが困っている開発現場の現状です。
組み込み系のソフトウェア開発はハードウェアが絡むケースがとても多いです。ハードだけ、ソフトだけでは片手落ちとなってしまいますので、外部に依頼する際には両面に明るいコンサルタントであることを問い合わせてから依頼されるといいでしょう。

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